オルソケラトロジー

【オルソケラトロジーは・天王寺MIO分院・ルクア大阪分院で対応可能です】

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとはオルソケラトロジーとは、中度の近視と軽度の乱視の方に就寝時にオルソケラトロジー(OKレンズ)を装用させ、起床後にはずすことで角膜のカーブを平坦化させ一日中視力を回復させる、手術をしない画期的な近視・乱視矯正法です。
このOKレンズを用いて治療すれば、数日から1週間で効果が現れ、1ヶ月から3ヶ月で90%前後の患者様の目標の視力を回復することができます。

当院では、2001年から取扱いを開始し、長年の実績があります。未成年から中高年まで幅広く適応があります。

OKレンズの形状

OKレンズの形状

こんな方にオルソケラトロジーを
おすすめします

こんな方にオルソケラトロジーをおすすめします
  • 手術には抵抗があるという方
  • 近視の進行を予防したい方
  • 眼鏡やコンタクトレンズの装用や管理に煩わしさを感じる方
  • 裸眼でスポーツに打ち込みたい方
  • レーシックで角膜を削ることに抵抗がある方

対象となるのは「中度の近視と軽度の乱視の方」ですが、治療(装用)を中止すると角膜がもとの形態に戻る“可逆性”があることもオルソケラトロジーの大きなメリットです。

オルソケラトロジーの特徴

  • 手術は不要
  • 近視の進行が予防できる
  • 日中、メガネやコンタクトレンズなしでスポーツも勉強も仕事も可能になる
  • 中度の近視と軽度の乱視の方のみ
  • OKレンズ装用を中止すると元の視力に戻る

オルソケラトロジーの
メリット・デメリット

メリット

  • 日中を、眼鏡・コンタクトレンズを装用せずに裸眼で過ごせる
  • スポーツ中の衝撃の影響を受けない、水の影響を受けない
  • 治療(装用)を中止すれば、角膜の形態がもとに戻る
  • 近視の進行を抑制する効果がある
  • 長期的に考えるとコンタクトレンズより低コスト
  • 外科的な治療が不要
  • 医師の判断のもと、子どもでも治療を受けられる

デメリット

  • 原則として毎晩装用する必要がある
  • 毎日のレンズのケアが必要
  • 定期的な検診が必要
  • 眼の状態によっては適応外となる

オルソケラトロジーの費用

治療は自費(保険適応外)となります。

スクリーニング検査

スクリーニング検査 2,200円

適応検査

適応検査 5,500円
初期費用    メニコンα
片眼 33,000円 両眼 66,000円
初期費用   ブレスオーコレクト 片眼 38,500円 両眼 77,000円
初期費用    Aeria MC 片眼 44,000円 両眼 88,000円

※適応検査後、レンズをオーダーします
※レンズをお受け取り後、1週間お試し装用をします
※お試し装用後、問題なければ本治療開始となります
※お支払いは現金のみ取り扱っております

治療費

毎月の基本料金
メニコンα 片眼 3,300円 両眼 6,600円
ブレスオーコレクト 片眼 3,850円 両眼 7,700円
Aeria MC 片眼 4,400円 両眼 8,800円

※ブレスオーコレクトは特殊素材のハードレンズ
※Aeria MCは強度近視用のレンズ
※口座引き落とし
※基本料金には2年経過毎に処方するレンズ、定期検査、診察、点眼薬(1ヵ月片眼1本)の費用が含まれます。
※何か別の疾患に罹患された場合の検査・治療費用は別途必要です。疾患内容によっては、保険診療になります。

※費用は、税込価格となります。

オルソケラトロジーの適応基準

  • 近視度数-4D以下、直乱視度数-1.5D以下、倒乱視度数-0.75D以下の方
  • 角膜曲率が41D以上48D以下の場合
  • 円錐角膜、重症のドライアイは不適応
  • 瞳孔径が大きすぎる場合は、グレア-が増加するため(まぶしく感じる)注意が必要。場合によって縮瞳剤を使用。
  • 子供(6歳以上)から大人まで適応がある(年齢が若いほど効果が大きい)

※OKレンズ処方は、完全予約制で適応検査や処方に約2時間はかかります。

オルソケラトロジー治療の流れ

1適応検査(1日目)

オルソケラトロジー治療が可能かどうかの検査をします。
【コンタクトレンズをご使用の方へのご注意】
ソフト:適応検査の1週間前から
ハード:適応検査の2週間から
一旦コンタクト使用を休止して頂きます。

2装用テスト(2日目)

装用テスト(2日目)トライアルレンズの試験装用を行います。

3トライアルレンズ貸出

試験装用で問題がなければ、トライアルレンズを1週間貸し出します。

4検診(1週間後)

トライアル期間後、検査・診察をします。

5レンズのオーダー

検査・診察後、治療を続けて希望される場合は必要書類を提出していただき、レンズのオーダーとなります。

オルソケラトロジーQ&A

レンズのケアがきちんとできるか不安です。

ハードコンタクトレンズとほとんど同様のケアで正しく使用できますので、それほど心配する必要はありません。治療開始前に、お手入れ方法を含め詳しくご説明いたしますので、ご安心ください。幼児の場合は、保護者の方が行ってください。

寝ているあいだにレンズを装着して、眼に悪くありませんか?

睡眠中は、瞼を閉じているために外部からの異物(ホコリ、花粉など)の侵入がなく、瞬きによる摩擦もないため、日中のコンタクトレンズ装用と比べても眼の負担は少なくなります。就寝中の涙液から必要な栄養分が補われます。特別なデザインによってズレも防止されていますので、安心して装用していただけます。

すぐに効果が現れますか?

近視度数がゆるい方は、早ければ数日以内に効果が現れます。3ヵ月以内に、90%前後の方が、目標の視力まで回復します。

朝起きてから、どれくらいのあいだ、矯正視力が維持されますか?

最初のうちは、夕方頃に視力が低下する(もとに戻る)ことがありますが、装用を続けているうちに矯正視力の持続時間も長くなります。多くの場合、ほぼ1日中視力が維持されます。例)8時間の睡眠で16時間の持続。

必ず毎晩装用しなければなりませんか?

原則、毎晩とお考えください。慣れてからは、近視の程度によっては、週3~4日の装用で日中の裸眼視力が維持できるケースもあります。

装用中の痛みはありますか?

基本的に痛みはありません。最初のうちは、多少違和感が生じることもありますが、次第に慣れていきます。

レンズの寿命はどれくらいですか?

2~3年とされています。その期間中も、定期的に検診を受け、眼の状態、レンズの状態をチェックする必要があります。2年毎に新しいレンズへ無料交換します。

年齢制限はありますか?

2017年のガイドラインの改定により、実質的に年齢制限はなくなりました。ただし、未成年に対してはより慎重な処方が求められており、当院も準拠しております。

オルソケラトロジーの装用によるリスクはありますか?

オルソケラトロジーは、しっかりとレンズをケアし、適切に装用を続けていれば、非常に安全性の高い治療です。ただし、角膜感染症、角膜炎、角膜内皮障害、結膜炎などのリスクはゼロではありません。必ず定期的に検診を受け、また少しでも異常を感じたときにはご相談くださいますよう、お願いします。

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